この度、沖縄県名護市に居を置く格闘技ジムの有志メンバーで、名護ファイティングスポーツ実行委員会を設立させていただきました。

目的は、名護におけるアマチュア及びプロフェッショナル格闘技イベント「レキオバトル名護」を運営することによります。

「レキオバトル名護」とは、沖縄県北部(名護市や本部町など)をホームに修練を積む格闘技選手たちの活躍の場として設立されたファイティングスポーツイベントです。

昨年、中国のメジャープロモーション「英雄伝説」で大活躍し、見事、16名トーナメントに優勝し、英雄伝説アジア64kg級王者となったマサ佐藤やTENKAICHI KICK ライト級王者、ダイスケ、TENKAICHI MMA フェザー級王者、Kイチロー、更には、中学卒業時からタイに渡りムエタイ選手として生計を立てるサムライ・カイトこと儀部快斗など実力を上げてきたプロファイターが複数育ち、格闘技熱が上がる一方の沖縄北部で、現地人の手によるイベントの必要性の高まりにより創設を決意するに至りました。

ここでいう格闘技とは、主に「キックボクシング」「ムエタイ」「MMA(総合格闘技)」「空手道」「グラップリング(組技格闘技)」などを指し、アマとプロの試合を公式のものとして認定し、ルールやマナーを厳格に管理するものです。

レキオバトルの「レキオ(Lequio)」とは、中世ヨーロッパ人による「琉球王朝(現在の沖縄)」の呼称であり、これに英語で「闘い」を表す「バトル(Battle)」をつなげて「沖縄の格闘技」を表現したイベント名です。つまり「レキオバトル名護」は、沖縄北部から沖縄全島に発信し、更には日本全国、世界各地に羽ばたくファイターを育成することを主旨とし、それと同時にこの沖縄で明るく、楽しく、健やかに格闘技を愛好し、共に楽しめる場であることを任じております。

名護ファイティングスポーツ実行委員会は、レキオバトル名護を催すに当たり、下記の条項を厳守いたします。

・競技的に十分整備されたルール採用し、レフェリーとジャッジからなる審判団を結成し、これを厳正に守ります。
・医師免許を持つリングドクターを1名以上配置し、安全性を高め、不測の事態に備えます。
・参加選手全員に適正な傷害保険の加入を斡旋し、これを義務付けます。
・暴力団や反社会勢力の参入を一切拒否し、健全な興行運営に努めます。 

そして、レキオバトル名護の第1回興行「LEQUIO BATTLE NAGO 1」を本年4月23日名護市民会館・中ホールにて開催し、これを皮切りに毎年2回(原則として4月と10月)にイベントを定期開催し、沖縄北部や中部のファイターたちが参戦しやすい闘いの場を提供してゆく所存です。

現在、決定済みの興行概要は、以下の通りです。

イベント名:LEQUIO BATTLE NAGO 1 (レキオバトル名護1)
主催:名護ファイティングスポーツ実行委員会
会場:名護市民会館・中ホール(沖縄県名護市港2丁目1-1/0980-53-5427)
日時:2017年4月23日(日) 13:00開始 14:00開始予定
チケット前売り: 自由席(席がなくなり次第立見)3,000円、
中学生(写真付き学生証を確認の上)1,000円、小学生以下(保護者同伴)無料
チケット販売所:公式ブログ、参加各ジム、各選手
チケット発売日:2017年2月中旬予定
お問合せ:TEL&FAX 0980-43-6537

予定カード

ムエタイ ピン級(45.36kg) 2分3回戦 特別ムエタイルール(肘打ちなし)
ドゥワンダーウノーイ・エボリューション(タイ/エボリューションムエタイジム・チームナムサックノーイ/元WPMF世界女子ミニフライ級級王者/下画像左)
田中”暴君”藍(PCK亘理/Lantre du Lion/聖域東北ライトフライ級王者/下画像右)

doluwannda-uno-i tanakaboukunnai

ムエタイ バンタム級(53.52kg) 2分3回戦 特別ムエタイルール(肘打ちなし)
ンガオプラチャン・ルークサーイコンディン(タイ/エボリューションムエタイジム・チームナムサックノーイ/下画像左)
佐藤“魔王”応紀(PCK連闘会/聖域チャレンジ女子フライ級王者/下画像右)

nngaopuratyann satoumaoumasaki

「レキオバトル名護」旗揚げに際し、名護に縁深いムエタイ選手の来沖参戦が決定いたしました。前世界王者、ドゥワンダーウノーイとその妹、ンガオプラチャンです。彼女たちが所属するルーククロンタンジムは、儀部快斗(サムライ・カイト)が所属するエボリューションムエタイジムとタイのナムサックノーイムエタイクラブと友好関係にあり、日タイでお互いをサポートしあう家族的なグループとして親近感があります。対するは、東北は仙台からやって来る聖域(読み方:サンクチュアリ/東北のキックボクシングイベント)王者の田中”暴君”藍と佐藤“魔王”応紀です。田中は、昨年11月27日、関西の強豪、百花を破る金星を上げており勢いの乗っております。世界王座こそ一昨年、田嶋はるに奪われたものの、昨年6月26日、沖縄で443(読み方:ヨシミ)に勝利するなど活躍し続ける19歳のドゥワンダーウノーイは、現在も実力を向上させており、16人もいるムエタイ一家の兄弟たちの妹であるンガオプラチャンも同様の好選手とのこと。名護にいながらにして堪能できる本場タイ選手の妙技とそれに挑む東北の猛女との貴重な試合をお楽しみください!

参戦予定選手

マサ佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説アジア64kg級王者、西日本統一ライト級王者、DBSライト級王者、元RKAライト級王者)

masasatou

ダイスケ(エボリューションムエタイジム/TENKAICHI KICK ライト級王者)

daisuke

サムライ・カイト(ナムサックノーイムエタイクラブ/エボリューションムエタイジム)

samuraikaito

Kイチロー(フリー/TENKAICHI MMA フェザー級王者)

keiitiro-

ワンパンマン浦野(名護ムエタイスクール)

wannpannmannurano

この他、アマチュアマッチなど20試合以上を予定。

選手の怪我などによりカードの変更や中止が余儀なくされる場合がございますのでご了承ください。

沖縄北部から格闘技で世界へ……是非、皆様の熱き応援の程、よろしくお願いいたします!